10月の後半から、「人形劇、どのお話しにしようか」とみんなで話し合いが始まりました。
そして、役決め、人形作り、せりふづくり、道具づくり、練習と準備を進めてきました。
毎日、根気のいる取り組みをがんばって、明日はいよいよ発表の日になりました。
みんなで作り上げた「ブレーメンのおんがくたい」、子どもたち手作りの人形劇です。
まず、習字に使う半紙を細かくする作業。
たらいの中がだんだん山になっていくのが楽しいです。
人形の土台の部分。はがきの筒に新聞紙を巻いて、テープで固定します。
首が取れないようにしっかり巻こうとしますが、なかなか難しいです。
困ったとき、仲間がいるってすばらしい。
数日、水に浸しておいた和紙はどろどろになっています。
手で混ぜてさらにどろどろにしてから・・・、
ぎゅっと絞って、細かくぽろぽろの状態にします。
海藻の「ふのり」をお鍋で煮溶かして、のりを作ります。
初めて見るふのりが、どうなるのか興味津々です。
ふのりが熱いうちに、先ほど絞った和紙のぽろぽろに混ぜていきます。
手でこねていると、ぬるぬるした感じの紙粘土ができました。
この紙粘土を前に作っておいた人形の土台(頭)につけていきます。
人形の紙粘土が乾くまでの数日、大道具も作りました。
人形にいろをつけると、何だか完成に近づいてきたみたいでうれしいね。
この頭にお家でつくってもらった人形の洋服がつきます。
人形ができ上がるまでは、こうしてペープサートで練習してイメージを膨らませました。
ホールの舞台で小さい組やBaby保育園の5歳児さくら組さんに観てもらい、人形の動かし方やセリフの言い方なども毎日上手になっています。
この先は本番を観てからのお楽しみということで、今回はここまで。